一の宮巡拝会関東ブロック世話人の村上彰さんが
ナビゲーターを務める クラブツーリズム㈱・諸国一の宮めぐり。

先日村上さんがナビをされた「一の宮めぐり土佐・伊予・備後国」《その2》の様子をご紹介致します。

ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

(二日目)朝8時に出発。
「しまなみ海道」に乗り、バス内で、「三島村上水軍(来島・能島・因島)」の話をしながら、
瀬戸内の風景を楽しみながら①大山祇神神社(正式参拝)へ。

9時着で、殆ど人が居なくて清々しい空気が。神職様も朝の御勤め後、準備をして頂きました。
参拝後、境内の神氣を頂きながら、宝物殿へ。鶴姫の鎧を全員が楽しみに拝観。

拝観終了と同時に小学生の団体が。少しでも遅かったら、落ち着いて見られなかったと一安心。
あっという間の2時間でした。一社2時間は今までありません。再び「しまなみ海道」へ戻り、
私の故郷・因島を経由して尾道へ。観光大使ではありませんが、個人的にPRさせて頂きました。

今治から尾道間は、サイクリングで有名で、海外からも多くの人が走っています。
因島土生町・大山神社境内の「自転車神社」には、殆どのサイクリストが参拝しています。

尾道で昼食後、新市町の②素盞鳴神社(自由参拝)へ。
祇園祭・茅の輪神事の発祥地(備後国風土記逸文)で姫路・広峯神社を経由して
京都・八坂神社へ分祀されています。次いで③吉備津神社(正式参拝)へ。

入口の鳥居まで神職様がお迎え頂き、説明を受けながら拝殿へ。
当社は、隋神門が二つある神社で、全国的にも珍しい。

11月は全国的に神無月ですが、出雲と備後は神在月と言います。
古代の出雲国と吉備国との対立が今に伝承として残っています。

全国でも珍しい、ご本殿内での正式参拝に大感激。
備後国が分国されて、吉備国一の宮から分祀され鎮座。素盞鳴神社との
「無言神事」や境内の式内社などの詳細な説明に、全員が大感動。

宮司様以下神職様のお見送りを頂き、次の④葦守八幡神社(自由参拝)へ。
応神天皇が兄媛を追いかけて吉備国に来た時、豪族が饗応した葦守宮(日本書紀)跡に創祀と。

駐車場の関係で、約600m以上歩き、最古の石鳥居から再び長い参道を。
急な階段を昇り参拝。疲れ気味の為、バスを鳥居前まで来てもらい、乗車後、岡山空港へ。

今回は、今までで歩く時間が長い上に、暑い中熱中症に気を付けながらの参拝でした。し
かし、特別な雰囲気を各所で感じられたことも確かです。

空港での直会には、大満足でした。羽田では、明るく晴れやかな笑顔で、散会しました。
本当にお疲れ様でした。

次回は、「備前・備中・美作国」です。
ご縁を頂き、本当に有難うございました。