みだしなみについて
服装はなるべくこざっぱりとしたもので身なりを整え、礼を失しないようにしましょう。
正式参拝時には、男性は背広ネクタイ、女性も男性に準じた服装にしましょう。
由緒書を確認
神社の入り口近くなどに由緒書があれば拝見し、ご祭神のことなどを知った上で参拝しましょう。
神域に入る時は
鳥居のところで会釈して入りましょう。
参道では中央(正中・せいちゅう)を避けて拝殿に進みましょう。中央(正中)は神様の通り道とされています。
神職の方に会ったら
神職の方に会ったらご挨拶をいたしましょう。
感謝の誠を尽くして参拝
参拝はお社の大きい小さい・参拝者の多い少ない・神職の態度など気にせず、ただただご祭神を崇敬し参拝させていただき、感謝の誠を尽くして参拝いたしましょう。
手水舎(てみずや)で手と口を浄める
手水舎(てみずや)で手と口を浄めるのは、敬虔な態度で神様を礼拝するための禊で、謹みを表現するためで、単なる慣習ではありません。
拝殿での拝礼
まず浅く拝礼し、鈴の緒を大きく振り、次にお賽銭を奉納し、中央を避けて右か左の脇へ身を寄せて立ち、心を澄まし、素直な心で基本の作法「二拝二拍手一拝」で深く拝礼をします。
※神社によっては拝、拍手の作法の違う所もあります。その神社の作法に従って拝礼を致しましょう。
拝礼の心構え
参拝させていただいたことを感謝し、心から「ありがとうございます」と申し上げるのが基本です。
また、ご皇室の弥栄をはじめ、国家の安泰、世界の平和、大宇宙の安寧など、利他の祈願を致しましょう。
自分がどこの誰であるかもお伝えしましょう。
御朱印の拝受
神社によっては留守がちな所もあり、事前に連絡の必要な神社がありますので注意して参拝しましょう。
お賽銭・御朱印料
あらかじめ必要と思われるだけ準備しておき、途中両替などで神社にご迷惑をおかけしなくてもすむようにしましょう。
御朱印料(御初穂料)
神社によって違いがありますので、おたずねしてから奉納するようにいたしましょう。
御朱印
一般のスタンプなどの印とは違い、神様の御心のこもったものですので神棚などに置くなどして末長く大切に致しましょう。
御神札・御守りなど
神様のご神氣が入っていますので、一体・二体と呼びましょう。
帰途
鳥居の所で「会釈」し参拝を終了しましょう。
歴史的に見て、古い神社の社家は、それぞれのご祭神を奉戴して、世のため、人々の幸のため、お祭りを絶やすことなく昼夜を別たず神社を護持して、1000年、2000年、営々として今日に至っている名門です。
ご子孫の方々の日々の努力、先人の御方々の御苦労と共にその責務の重大さは大変で、誠に御苦労様でございます。大いに敬意をはらい、感謝致しましょう。