一の宮巡拝会関東ブロック世話人の村上彰さんが
ナビゲーターを務めるクラブツーリズム㈱・諸国一の宮めぐり。

先日村上さんがナビをされた信濃国一の宮の様子をご紹介致します。
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23日・24日、大雪警報発令中、
クラブツーリズム主催「一の宮めぐり(信濃国)」のご案内をしてきました。

今回40名の参加者(私のご案内が初めての人は20名)でした。
松本市周辺は気温マイナス3度ですが、曇り空。

まず、神宮信濃御厨の中で一番古い仁科神明宮を、雪を踏みしめながら参拝。
氷の張った手水舎で清め、除雪されていましたが凍った石段を踏みしめ、
全員そろっての参拝。

国宝の中門・本殿を拝観。次に伊那谷の入口となる辰野町の小野・矢彦神社へ
(信濃国二の宮。並列鎮座)

ここの注目点は、鉄鐸テツサナギが出土(後、銅鐸や鈴へと進化と推定される)。
天うずめ命が天岩戸の前で、鉄鐸のついた鉾と榊を手に踊ったと(古語拾遺)。

東側の山一つ越えた場所で、天竜川を挟んで、
土着神・洩矢神を中心とした先住民と、天竜川を遡ってきたと
考えられる健御名方命が対峙した場所があり、現在も神社が鎮座。

矢彦から小野神社の境内に入ると、雪が降り始め、風も出てきたので
自由参拝としましたが、積雪も深く周囲は歩けなく、
池側の祭祀場も隠れて不明。残念。

早々にバスに退避し、出発。
谷を出たとたんに雪がやみ、曇り空の中、松本市の筑摩神社へ。
筑摩神社の本殿は、松本地方最古の建造物。

氏子様達が雪かきをしてくださり、待機中でした。
全員がお礼を言いながら参拝。

夜間の大雪予報を聞きながら、松本城側を通って、ホテルへ。
翌日の好天候(降雪がないこと)を祈りながら、直会へ。

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