6月8日、上総一の宮・名神大社・玉前神社と元宮・神洗神社を参拝してきました。夏越の大祓の為です。鳥居をくぐり、茅の輪をくぐり、手水舎での禊をし、正式参拝と宮司様へのご挨拶です。久しぶりの拝殿内は、黒漆に金色の金具が改修時と同じく輝いていました。お祓いを受けて、すがすがしい気持ちになりました。やはり、昇殿参拝が正当です。
正式参拝後、久しぶりに宮司様と歓談させていただきました。ありがとうございました。次いで、玉前神社の元宮である「神洗神社」へ向かいました。玉依姫命が海から上陸したとき、海路で潮風に当たられてきた身体(髪の毛)を洗い浄めたと伝わる。参道左手に小さな池があり、その左手に井戸が。池で洗ったのでなく井戸水で禊ぎ浄めたのが正解かも。小さな境内ですが、草が生い茂り、池も井戸も綺麗とは言えません。井戸は高い草で、覆われて見えません。年2回の祭礼時には、草刈りや池のさらいがなされるのか?残念な気持ちです。水の確保できるこの場所で、一時的に滞在し一宮町一宮の高台を根拠地として遷座されたのであろう。天正年間の兵火により、資料が焼失し、詳細は不明です。